早漏に悩んでいる男性必見!早漏を自分で治す方法を分かりやすく解説

早漏であることをコンプレックスに感じている男性は非常に多いかと思いますが、現在では様々な治療法が確立されているので医療機関で適切な治療を受けることで改善することは十分に可能です。
しかし、性に関する悩みは非常にデリケートな問題なので、医療機関を受診するのを躊躇している方も少なくないでしょう。
加えて、早漏治療は基本的に保険適用されないので費用負担が大きいという問題もあります。
そのため、できることなら医療機関を受診したくないという方も多いかと思いますが、ここでは早漏を自分で治す方法を3種類ご紹介していきます。

早漏の改善方法|スクイーズ法

自分で早漏を治す方法としてまず挙げられるのは、スクイーズ法です。
スクイーズ法は、早漏を改善する方法として非常に有名なトレーニング法で、やり方も非常にシンプルなので誰でも手軽に行うことができます。
また、スクイーズ法はマスターベーションの際に行う方法と、パートナーに協力してもらう方法の2通りのやり方がありますが、より手軽なのはマスターベーションの方です。

マスターベーションでのスクイーズ法のやり方としては、まず射精しそうになるまで自分でペニスを刺激していきます。
そして、射精直前まで至ったら、痛くない程度に亀頭を手で圧迫して射精を止めます。
この手順を1回のマスターベーションで4~5回程度繰り返して、最後に射精して完了です。

パートナーに協力してもらう方法も、基本的にはマスターベーションの際に行う方法と同じ流れで行います。
具体的なやり方としては、まず手やオーラルセックスなどでペニスに性的な刺激を加えて、射精直前になったら亀頭を圧迫して射精を我慢し、これを4~5回繰り返して最後に射精して終了です。
パートナーに協力を求めるのが難しいという方も多いかと思いますが、パートナーに協力してもらうことで女性から加えられる刺激に慣れることもできるため、より高い効果が期待できます。

早漏の改善方法|セマンズ法(スタート・ストップ法)

セマンズ法は、古くから行われている早漏改善トレーニングです。
基本的にはパートナーと一緒に行うトレーニングで、パートナーにペニスを刺激してもらって射精しそうになったら、刺激を止めます。
そして、射精感がなくなったら再び刺激を加えてもらい、これを4~5回程度繰り返したら最後に射精して終了です。

なお、セマンズ法は段階的にトレーニングしていくのが一般的です。
最初のうちは手やオーラルセックスで刺激を加えていきますが、その刺激に慣れてきたらローションを使います。
ローションでの刺激にも慣れたら、膣挿入を行って女性に騎乗位で動いてもらいます。
射精しそうになったら動くのを止めてもらって、射精感がなくなったら再び動いてもらい、これを1回の性行為で4~5回繰り返して最後に射精します。
このように、女性から加えられる刺激を段階的に強くしていくことで、徐々に刺激に対して耐性がついていくため早漏が改善していくとされています。

また、セマンズ法はパートナーの負担が非常に大きいトレーニングなので、場合によってはパートナーとの関係が悪化する恐れがあります。
そのため、トレーニングに協力してもらった後に十分な愛情を示すことが重要となります。

早漏の改善方法|PC筋トレーニング

PC筋とは、恥骨と仙骨をつなぐ筋肉のことを指します。
骨盤底筋とも呼ばれる筋肉で、普段は肛門や尿道を締めることで排泄をコントロールする働きをしていますが、このPC筋は勃起を維持したり射精を我慢したりする役割も担っています。
そのため、PC筋を鍛えることで射精を我慢する力が強くなり、早漏改善につながるというわけです。

また、自分で取り組めるPC筋トレーニングの中で最も効果的なのはスクワットです。
PC筋は内転筋とつながっているため、内転筋を効率的に鍛えられるスクワットを行うことで、PC筋も鍛えることができます。
なお、スクワットで内転筋を効率的に鍛えたい場合は、足幅を肩幅よりも広めにして、つま先をやや外側に向けるのがポイントです。
そして、背筋が曲がらないように太ももと床が水平になるまでゆっくりと腰を落としていき、再びゆっくりと元の状態に戻していきます。
このような方法でスクワットに取り組むことで、PC筋を効率的に鍛えることが可能です。

また、スクワットよりも効果は劣りますが、肛門を締めたり緩めたりするのも有効です。
5秒程度肛門に力を入れてから緩めるという流れを10回程度繰り返し、これを1日3~4回ほど続けることでPC筋を手軽に鍛えることができます。

まとめ

今回は自分で早漏を治す方法について解説してきましたが、スクイーズ法・セマンズ法・PC筋トレーニングはいずれもすぐに効果が実感できるものではありません。
そのため、地道にトレーニングに取り組むことが重要となりますが、効果の程度には個人差があるため、場合によっては時間をかけても一向に改善できないことも十分にあり得ます。

現在、早漏治療の技術は確実に進歩しており、治療薬も数多く登場しています。
したがって、時間をかけてトレーニングに取り組んでも効果が実感できない場合や、早漏の悩みを一刻も早く改善したいという場合は、医療機関を受診して医師の診断を受けることをおすすめします。